注意*このSS読む前にすいすい水夢さんの『さっちんレン☆GO!!』を必ず読みましょう。
すると! このSSが面白く無くなります(笑えない
いえ、読まないと判らない部分が出てきます。
秋葉の学校が開校記念日で休みの日、屋敷にて…
「はぁぁぁぁ…………………………………」
破ぁぁ! と、気を溜めているわけではなく、ため息をもらす秋葉。
もらす、といっても……。
「下品! ……はぁぁぁ……」
ナレーションにツッこみつつ再びため息をもらす。
ナレーションにツッこむんでもらっていては話が進まないので以後止めてもらおう。
ATフィールド展開! ←古!
さて、これで大丈夫だろう。
…で、秋葉は何故憂鬱そうにしているかというと。
「どおして私はあのアーパー吸血鬼に勝てないのかしら……はぁぁ」
万年2位止りのナイムネお嬢様、たいそうお悩みのようです。
やはりEDがいけないのでしょうか?
「ついでに…どーーして胸も無いのでしょうか…」
んなことは知ったこっちゃねえ。ナスさんが悪い。 ←これには触れない事
「秋葉さま、人気が無ければ人気が出るように努力しては如何でしょうか?」
「あら、翡翠いつから居たの?」
「つい先ほどです」
「また突拍子も無く出てくるわね」
「日常茶飯事です」
ここで風呂の中からいきなり現れるとか、そのような面白い事を期待してはいけない。
「…それで、努力をしろとか言ったわね?」
「はい。そもそも何の努力もしないで人気を出そうなどとけしからん事です。
人気が欲しければ努力あるのみです」
「また今回もよく判らないキャラしてるわね、翡翠」
「ふ……もう慣れました」
人生の甘い辛いを悟ったような表情で虚を眺める翡翠。
若干演技臭さもあるが、これでも彼女なりに精一杯なのだ。 ←意味不明
「それで、どういう風に努力すれば良いのかしら?」
「まずはコレをご覧下さい」
差し出されたは1枚の写真。
「これ? ……私?」
「はい。秋葉さまです」
「でも、羽が生えてて炎に包まれてるわよ?」
「“バーニングアキハ”です」
「バ、バーニング!?」
「これぞ人気の秘訣、炎に包まれて体温上昇、ついでに人気上昇間違い無し」
「体温上昇が人気に? すっごく怪しいわね」
「何を言いますか。いいですか秋葉さま、体温が上がると人間どうなると
お思いになります?」
「風邪ひくわね」
「逆です。風邪をひくと体温が上がるのです。
あーもう、このナイムネお嬢さまは世間知らず…」
「ナイムネは関係無いでしょう! 体温が上がるとどうなるか早く御言いなさい!」
「…判りました。では率直に申し上げます。人間、体温が上がると…」
「体温が上がると?」
「人気が出ます」
「あら、そうなの?」
悲しいかな、秋葉さまは頭が悪いお嬢さまだったのです。
常識だが、体温が上がれば人気が出るわけがない。
むしろ回りの人間からは嫌がられるのが正しい。
地球の温暖化が問題になっているこのご時世、迷惑を振りまくだけだ。
「でも、それ本当?」
「はい、体温が高いと人気が出るのです。例としては関取を思い浮かべてください」
「関取、お相撲さんね……」
「彼らは国民に愛されています。現に関取は不釣合いに綺麗なお嫁さん
をGETしております」 ←失礼極まりない
「私に関取になれと?」
「誰がそんな事言いましたか」
当然ながら秋葉が相撲取りになったところで人気など出ない。
確かに胸は脂肪で大きくなるかもしれないが…
人気指数は…。
『風に飛ばされた帽子を追いかけているうちに、うっかり崖に落ちちゃった。
なお、高さ100Mほど☆』な感じに急降下だろう。
それにそんな展開になれば作者が本当に秋葉ファンに刺される可能性だって出てくる。
「秋葉さま、もう少し真剣に考えてくださいませ」 ←呆れ気味
「それじゃあどうすれば良いのよ!」 ←キレ気味
秋葉がパーなのもありますが、翡翠の言ってる事も訳がわかんねえ事ばかりなため、
秋葉は脳内回路がショートし、お顔を真っ赤にしてお怒りにならました。
通称:ゆで秋葉、とか命名するとファンに殴られそうなので止めておきます。
「では、秋葉さま。今、どのようなご気分ですか?」
「腹が立ってムカムカしてるわ!」
「熱くありませんか?」
「腹がたちすぎて身体が熱くなってきたわよ!」
「では、もう一息です…」
「何が!」
「秋葉さま、よ〜くお聞き下さい」
「何よ!」
翡翠は、すぅぅ、と息を吸い込む。
そして。
「ナイムネ」 ←そのくせ小声
「んだとコラ―――――――――――!」
画面が割れんばかりの秋葉の怒鳴り声が辺りに響き渡る。
画面は割れなかったが(あたりまえだ)屋敷のガラスや高そうな壷などは全壊した。
なお、その大声(立派な公害)は近所中に響き渡り、
「うおおお!」
どごん!
偶然近くを走っていた車の運転手がハンドル操作を誤ったり、
「はうあぁ!」
ぽく。
偶然近くを歩いていた老人がショック死したり、
「うわ!」
ひゅ―――……。
偶然近くの空を飛んでいた魔術師が落下したり。
と、ご近所に迷惑をかける遠野家でありました。
「ひーすーい! 貴方は仕様人の分際でこの私に楯突くと?
覚悟は出来ているのでしょうね!」
あまりに激しい怒りなため、秋葉の周囲には炎が沸き起こってきた。
「秋葉さま。完璧です」
「は! 何が!」
「無事、バーニングアキハになられました」
「バーニング!?」
不安定な炎はやがて対を成す翼へと収束していく。
紅い翼を纏った秋葉。
FLAME OF AKIHA
『決して癒されるような炎ではなく、ただそれは全てを
燃やし尽くす炎。まさに地獄の業火の如く』 ←90%原文抜粋
「秋葉さまは無事炎を得ました。今までのご無礼お許し下さい」
「翡翠……」
翡翠の意図を感じ取った秋葉。
「そうだったの。でももっと別の方法でも良かったんじゃない? そう、略奪するとか」
「それは池間さん」
「誰よそれ?」
「あ、いえ……“それはいけません”です。本家とは違った方法で変身(?)
しなければ意味がありません」
「意味がない?」
「そうです。芸が無いというものです。マンネリはいけません」
「芸……ね。そんな事より翡翠、芸よりも大事な事忘れていない?」
「大事な事、ですか?」
「そう。このSSの存在に関わる大事な事を」
「……著作権、ですか?」
「当然、本家『T☆SHOP』には許可とってあるんでしょうね?
ヘタしたらシャレにならない状況になるわよ翡翠の日記帳みたいく」
「ご心配なく」
「そう、良かった」
「無断ですから」 ←いい笑顔
「何が心配ない、よ!」
「怒られましたら影でひっそりUPしなおしましょう」
「それもそうね」
おおむね大丈夫、って事で話は解決した。
しかし、これを読んでいる何人の人が気がついただろ…。
翡翠は『体温が上げれば人気が上昇』の理由についてはまだ述べていない。
書いてる本人だって
『元ネタ(さっちんレン☆GO)が面白いから何とかなるんじゃねえの?』
としか考えていなのは秘密である。
では、ここから始まるストーリ…
さっちんレン☆GO!!あきは★ボーボー!?
パクったやつ:雨宮いち
今日は学校を休み、兄さんの学校へ行く事にしました。
ただいま道端を歩いております。
私の身体はあいかわらずぼーぼー燃えております。
ある意味萌えですか?
ふ、下らない事考えてしまいました。
てへ☆ ←可愛さアピール
…え? いつのまにか一人称になってる? 小さな事は気にしてはいけませんわ。
そもそも月姫はこういった書き方なのですから,、これが本来の形です。
一人称じゃないと私が目立ちません。 ←それが全て
そんなつまらない事よりも気になることがあります。
「ひそひそひそ……」
周囲の人々が私をじろじろと見ているのです。
何やらひそひそと呟きながら。
目を合わせると急に視線を外されます。
これって、羨望というものですか?
ああ、美しすぎるというのは罪なものです。
んもう、色紙をお持ちであるならサインくらいして上げますのに。
……………。
って、急いで学校へ行かなければなりませんわ。
兄さんの学校には銃刀法違反過激派女とシナリオ無しヤラレ役女がいます。
しかもふたりが兄さんを狙っているときたもんだ、さぁ大変。
このままでは兄さんがふたりの毒牙にかかってしまします。
ああ、可哀想な兄さん。
しかーし! 無敵の炎の力を得た私がすぐに助けに参ります。
待ってて兄さん。正義の味方バーニングアキハが兄さんを救い出し、
そしてふたりは見つめ合いそっと口付けを……………。
は! いけませんいけません。危うく鼻血が出そうになりました。
道端でぽたぽたタレ流していては遠野家の者として失格です。 ←人間としても失格
こほん、では気を取りなおしまして…
「兄さん! 今行きます!」
散歩スピードから駆け足スピードにチェンジし、走り行く秋葉であった。
「…奥さん、あの人熱くないのかしら?」
「…ぼーぼー燃えてらっしゃるわ…」
「…焼身自殺でしょうか? それにしては元気そうだったわ…」
「…気味悪いですわね」
―――学校は昼休み―――
「とーのくーん♪ はい、お弁当」
クラスアイドルと人間最強を自称する彼女…弓塚さつき。
「いやー嬉しいなぁ。弓塚さんのドラム缶……いや、お弁当を食べれるなんて!」
「だって遠野くんのためだもん。朝4時に起きて作っているんだから」
「迷惑以外のなんでもねぇ」
「え? 何か言った?」
「いやいや、何も」
「じゃ、さっそく食べてよ☆」
「う、嬉しいな!」
…と言えど、このドラム缶を食べきれるわけが無い。
見ているだけでお腹いっぱいになってくる。
「弓塚さん、ちょっと待ってて」
「え? どうして?」
「それは……愛のため!」 ←むしろ哀
「あい! あいってあれだよね、『エル、オー、ヴィー、イー、LOVE!』
の愛だよね。わかった、待ってるね☆」
ぽややんになった弓塚さんを残して席を移動する。
「おーい有彦ぉ」
「ん? 呼んだか?」
「これ見てどう思う? 弓塚さんから貰った物なんだが」
「でかい箱だな」
「もう少しひねろよ」
「X−BOXかよ!」 ←三村っぽく
「ああ、あれでかいな」
「遠野は買うのか?」
「俺の部屋テレビねーよ。それに買う金も……(しくしく)」
「ごめんな。オレが買ったら遊びに来いよ」
「買うのか?」
「ああ。DOA3やりたいし」 ←シャワーシーン見て
「親友!」
「おう!」
がし! ←抱き合う
「………少々話が脱線したな」
「何の話だったっけ?」
「この弁当らしき物体についてだ」
「おう、確かにらしき物体だな。弁当にしてはでか過ぎるけど」
「コレを仮に物体Aとする」 ←意味無し
「ほうほう、それで?」
「この物体A、はたして食べられるのか? と疑問が出てくる」
「この場合の食べられないってのは『食べるとヤバイ物体』という意味なのか
『食べきれない量』という意味なのかどっちだ?」
「たぶん後者」
「多分?」
「恐らく後者」
「少しランクダウンしてるぞ」
「きっと後者」
「希望が混じってきたな」
「後者だといいなぁ……」
「既に絶望的な感じだな」
「ま、後者であると仮定しよう。これには毒はない」
「普通は弁当には毒は入っていないよな」
「三日前の弁当とかは毒がありそうだけどな」
「つーか毒の塊だろ」
「しかし、これには毒が無い(予定)」
「あくまで仮定だけどな」
「で…、この量を食いきれるか、ということを論議しよう」
「論議するまでもなく全部は食えないって」
「だよな? あきらかに胃袋の許容量をオーバーソウルしている」
「超・占事略決!!」
「アンナ萌え!」
「潤萌え!」
「北川か!?」
「蓮の姉さんだ!」
「あの人妻のことか」
「いいだろ別に」
「そうだな。けど…実は俺…」
「実は?」
「俺、実はシャー○ンキング嫌いだ」
「あ、オレもそうなんだ」
「おまえもか!」
「ついでに黒猫(レンにあらず)も何だかな〜な感じだ」
「同感だ」
「オレ達気が合うよな」
「ああ、まったくだ」
…と、会話文だけで長々話すのはまずいな。誰が発言したか判り辛い。
しかしこれだけ喋れば、影が薄いとかは思われないだろう。
さて、結構出番あったしここらで本題に入るか。
「んじゃ、ボケはなしにして聞くぞ。コレ、物体Aを食べきる…いや、
空にするにはどうすればいいと思う?」
「これをか? やはり食べきるのは人間の胃袋では無理だな。となれば……
捨てるしかないよな」
「そうだな。捨てるしかないか」
「ゴミ箱にどばーっといくか?」
「有彦…御主も悪よのう」
「いえいえ、遠野様には敵いません…」
「「くははははははは!!」」
「何を捨てるのかな?」
「そりゃこの物体Aを…」
「物体Aって何かな?」
「…………あ、いや、その…」
突然弓塚さんが乱入してきた。
おかげで一瞬心臓が止るかと思ったわい!
「ふたりして何の話しているの? 捨てられる物体Aって何?」
「………あ、その弓塚、物体Aっていうのは…」
「有彦の『A』の事だよ」
「そう、物体AはオレのA……って何ぃ!?」
「なるほど、乾くんのことだったんだ」
「え? オレ捨てられるの?」
「じゃ、捨てるね♪」
「うわ、弓塚やめろ! オレを持ち上げるな! そしておもむろに窓の方に歩いて行くな!」
ガラガラー
「窓を開けるなー! せめて廊下にしてくれーー!」
「バイバーイ♪」
「ポイ捨て禁止ぃ―――――――!」
こうして有彦は退場しました。
ここは二階だから死ぬことはないだろう。
「で、遠野くんお弁当早く食べてよ」
「ドラム缶…食べなきゃダメ?」
「うん☆」
「残しても良い?」
「だーめ」
「…じゃあ、食べないって言ったら?」
「食べないの? (ギロリ!)」
「いや、例えばの話し! イフ、もしも〜ピアノが〜ひけ〜た〜なら〜♪」
「うーん、よくわからないけど…。そうだね、もし遠野くんが食べてくれないら……」
「食べないなら? 一体どうなるの?」
「わたしが遠野くんを食べちゃおっかな♪」
「俺が食べられるのですか!」
「遠野くん…美味しそうだしね……」
「目がヤバイですよ弓塚さん!
お弁当はきちんと食べますので俺を食べないで下さい!」
「じゃあ、全部ご飯粒ひとつ残さず食べてね。 さっちんの愛が
びっしり詰まってるからね」
「むしろ殺意が詰まってるのでは?」
「何か言ったかな?」
「いえ、何も………」
食わねば死ぬ。食っても死ぬ。
俺に生きる為の選択肢は用意されていないのか? これはバグじゃないですか?
何処で選択肢をミスったのですか?
前回は(本物の)ここらでシエル先輩が現れてこのドラム缶を焼き払ってくれた。
今回は先輩まだ出てこないのですか?
「さぁ、たーんと召し上がれ☆」
……覚悟を決めよう。
ひゅん!
ぼーぼぼ!
「うわ! ドラム缶が燃え出した!」
「何で!?」
先輩か! 先輩が来てくれたんだ!
これから繰り広がられる戦いを予想すると少し背筋に汗が流れたが、
取りあえず『弁当食って胃袋破裂END』は回避できた。
窓の方を見る。
「先輩、助かりました」
「先輩? 私はいつ兄さんの先輩になったのですか?」
「あれ? 先輩今日は宙に浮いての登場ですか」
「私はシエル先輩じゃありません!」
「それに真っ赤ですね。イメージカラーを変更したんですか?」
「前からイメージカラーは赤です」
「むしろ燃えていますね。熱くないですか?」
「ふふふ、心地よいくらいです」
「服が燃えていないのはお約束だからですか。……って、あれ?」
「どうしました?」
「おまえ秋葉か!」
「今まで気がつかなかったのですか!」
「うん。服を見て気がついた」
「まぁ、制服着ていませんから」
「いや、胸の辺り見て」
ゴゴゴゴゴゴゴ!
と秋葉の炎が激しく燃え上がった。
それより、何で秋葉がココに居る? 何故燃えている?
「痛てて……。弓塚の奴本当に投げやがったよ。信じられねえなチクショウ!
って、上空が騒がしいな。上空っていうかすぐ真上か」
秋葉の真下では意識を取り戻した有彦が復活した。
「あ、有彦! 復活したところ悪いが秋葉をなんとかしてくれ!」
「秋葉ちゃん? 何処に居るんだ?」
「お前の真上!」
「真上……? 暗い…いや、白!」
上を眺めた有彦。そこは当然秋葉が居るわけで、有彦の見たものとは…。
「いやーーー! 変態! 覗き! 痴漢!」
彼は激しく燃やされました。
「我が生涯に……一片の…悔い……無し!」
バタ
「復活して5秒でまた退場か…」
「あーもう怒りました! 学校来るなり胸が無いと言われ、あげくパンツ見られて!
怒りMAXです! この怒りは兄さんにぶつけます!」
「火に油注いだだけかい!」
秋葉の炎は更に激しくメラメラと。
「遠野くん、逃げよう!」
「そ、そうした方が良さそうだね……いざ!」
弓塚さんの手を取って走り出す。
「きゃ☆ 何だかカケオチみたいだね♪
怒る小姑から逃げ出す愛するふたり……乙女のロマン!」 ←某野望とは無関係です。
何か変なことをブツブツ言っているが、無視。
弓塚さんをひっぱり、廊下に出て走る!
走る!
走る!
走る!!
…って、何で弓塚さんと一緒に逃げているんだ?
「兄さん! 逃げる気ですか! 待ちなさい! そんな女は私は許しませんよ!」
それ見てみろ! さらに状況が悪化した!
ビュウワ!
「おわ!」
火の矢が頬を翳めた。
「逃がしませんよ!」
「飛び道具とは卑怯な!」
「遠野くん、妹さん飛んでいてスピード速いよ!」
「秋葉は何で飛んでいるんだよ! …って、距離がどんどん縮まってく!」
「遠野くんもっと速く走らないと!」
「これでも精一杯だ!」
「もう、だらしないなぁ…」
ひょい!
「あれ? 何で弓塚さんが俺を抱きあがるの? それにこれはお姫様抱っこというやつでは?」
「たぶんこの方が速いよ」
ぎゅいいーん! と弓塚さんが加速する。
「音速の限界まで行くよ!」
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー死ぬーーーーーーー!」 ←ドップラー効果あり
どが!
「い、今、誰かはねた! 人身事故!」
「喋ると舌噛むよ」
「殺人事………」
「廊下は走りにくいね……良し!」
ぱりん ←ガラス突破
しゅた ←着地
「脱出成功♪」
「そりゃ良かった…」
「さあ、愛の逃避へ」
「ふたりして何処へ行くつもりですか?」
「シ、シエル先輩……」
薄れてきた意識の中で見たのは、第七聖典を構えた先輩だった。
「強い妖気を感じたのでここへ先回りしてました。
では弓塚さん、遠野くんを返していただきますね」
「兄さん! 追いつきましたよ!」
「秋葉…さん? 今日はまた変なファッションですね。」
「全身落書き女に言われたくありません!」
「ら! 落書き!」
秋葉と先輩の間の空気が張り詰めてきた。
ふたりがにらみ合っている今のうちにこっそりと逃げた方が…。
「ふたりとも! 遠野くんは渡さないんだからね! 遠野くんを賭けて勝負よ!」
「こら! 煽ってどうする!」
「いいでしょう! いい機会です。この際はっきりとしましょう。
勝った人が遠野くんをGETできます」
「兄さんは誰にも渡しません!」
かくして俺、遠野志貴争奪戦が幕開けした。
グラウンド一面は秋葉の炎のによって火の海と化し、その中でも平然と戦っていたさっちんと先輩。
俺は火達磨になる前に脱出した。
「って事で大変だったんだよ」
「志貴モテモテねぇ」
「ん? ひょっとして妬いてるのか、アルクェイド?」
「少し」
で、避難場所は当然アルクェイドのマンション。
「誰に言い寄られても俺はアルクェイド一筋だよ」
「それ、真に受けて良いの?」
「ああ。好きだよアルクェイド…」
「志貴…」
ふたりの間に甘い空気。
「し、志貴、それじゃあベッドに先に入っていて。わたしシャワー浴びてくるから」
「待ってるよ」
服を素早く脱ぎ捨ててベッドイン!
くはー、久しぶりだな〜。
くんくん……うーん、アルクェイドの臭いがする☆
ああ、早く来ないかな〜。
どがしゃーーん!!
「遠野くん、こんな所に居ましたか!」
「遠野くん! 商品が逃げちゃダメだよ!」
「兄さん! よりにもよってあの女の所とは…」
女性人三人が一斉に侵入してきた。
「「「あ………」」」
そして素っ裸の俺を見て固まった。
「志貴〜、お待たせ〜」
「ア、アルクェイド……」
「何これ? 何でシエルや妹やあと誰か判らないその他一名が居るの!?」
「俺が聞きたい…」
「兄さん! ま、まさか…!?」
「アルクェイド! 遠野くんと…!?」
「酷いよ遠野くん……」
「志貴はわたしを選んだの。おジャ魔共はとっとと出て行きなさい!」
「私は許しません!」
「吸血鬼と人間の愛など、神が許してもこのわたしが許しません!」
「前回は負けたけど、今回は勝つ!」
「って、わけで散々な目に会いましたよ……」
「あは、それは志貴さんがモテ過ぎるのが原因ですね」
「志貴さまは愚鈍ですから」
「それで全治1ヶ月は喜べませんよ……いてて」
「秋葉さまもシエルさまも弓塚さんもアルクェイドさんも、
皆さん暫く動くに動けない状態になっちゃいましたね」
「アルクェイド様のマンションの周囲500メートルは壊滅しました」
「いったい何人が死んだやら……」
「でも、わたしたちにとってはラッキーだったかもしれませんね。翡翠ちゃん?」
「あ……その…」
「どうしてさ?」
「だって志貴さんを毎日看病できますから」
「ぽ………」
「そんなに嬉しい事ですか?」
「ええ。だって毎日ですよ。それに、秋葉お嬢さまも動けない事ですし…」
「ぽ………」
「それって…」
「毎日がピンクな日々ですよ〜」
「ぽ………」
いや〜、これって怪我のなんたらってやつ?
「時間はたっぷりありますから毎日飽きさせないようにがんばりますね」
「ぽ………」
1ヶ月…もつかな俺! ←笑顔☆
〜誤字脱字などのチェック:栗栖&slod〜 サンクス。
あとがき:人の文体真似ようとして時間かかった挙句、ボツになって書きなおし。
ドタバタは難しいですね。
結局バカ話になっちゃいました。そのうえレン出てない(泣)
2002/3/3