SHINE100話記念作品(前編)
『〜人気と常識の反比例〜』








明美 「さて、ついにSHINEも100話突破したわけだけど・・・なんかこう盛り上がりに欠けるわねぇ」

ひなた 「司令、また何か変なこと考えてるんじゃ・・・」

明美 「そんなこと言ってるから人気が出ないのよ、ひなは」

ひなた 「くっ、そ、そんなことって私はただ一般論を──」

明美 「甘いわよ、ひな! 今回は貴女にもチャンスはあるかもしれないんだから!」

ひなた 「わ、私にもチャンスって─── クライマーじゃない私が勝てるわけないじゃないですかっ!」

明美 「誰が戦闘するって言ったのよ。 そんなことになったら光君の一人勝ちじゃない。それに今回クライマーは出場禁止よ。」

ひなた 「クライマーが出場禁止って・・・・・・メインキャストが軒並み出番なくなると思うんですけど」

詩奈 「コラーッ!じゃあ出番がある私たちはメインキャストじゃないってかコンチクショーーー!!!」

友美 「まぁまぁ、落ち着きなさいって。 大体クライマーじゃないってことはストーリー上重要であるバトルには関われないんだから無茶言わないの」

亜輝 「ちょっと友美さん! クライマーじゃないとメインじゃないってそんな横暴なっ。 わ、私は主人公の恋人なんですよーーー!?」

詩奈 「仮面恋人の癖にいつまで偉ぶってんだよ、あんたもあたしと一緒なんだからこっち来なよ!」

亜輝 「一緒って!? ・・・・・・蛍ちゃん以下のバストの癖に偉そうな事言いますね、詩奈さん。 貴女にはブラはまだ早いです!」

詩奈 「誰がAAAサイズだコニャローーーーーーー!!!」

友美 「そんなサイズのブラなんてあったかしら・・・・・・」

明美 「はいはい、いつまでもじゃれてんじゃないの。 イベント開始できないじゃないの」

ひなた 「ところで司令、クライマーを禁止して何のイベントをやるつもりなんですか?」

明美 「ふふふ、今回のイベントはコレよっ!」

ひなた・詩奈・友美・亜輝 「「「「第1回SHINE常識人コンテスト?」」」」

明美 「そっ、常識人コンテスト。 常識人を選ぶのに非常識の塊みたいなクライマーなんて出場できるわけないでしょ」

友美 「光君が聞いたら泣き出しそうなことを・・・・・・」

亜輝 「あの、クライマーの方たちはわかるんですけど、玲衣さんがいないのは何故なんでしょうか?」

明美 「あんたあの子が常識で測れる存在だと思ってんの? 触覚で施設を半壊させるような子なのよ?」

亜輝 「うっ、そ、そう言われると反論できないですけど」

友美 「玲衣、あんたエライ言われようよ。一体TERAでどんな生活してんのよ・・・・・・」

詩奈 「まぁ玲衣だしねぇ〜。 未だにTERAが残ってることが奇跡だと思うよ」

ひなた 「・・・・・・あなた達も相当酷い事言ってるって自覚、ある?」

明美 「今回のコンテストにあたって特別審査員を呼んであるわ。 匿名希望とか言ってるけど・・・まぁそれも敗退者からの仕返しを考えると当然かもね」

ひなた 「亜輝ちゃんがいる時点でアウトだと思うんですが」

明美 「いいのよ、黙っとけば。 少しぐらい夢見させてあげましょ。 それじゃあ始めるわよ〜。 エントリーNo.1、立川〜ひ〜な〜た〜」

ひなた 「い、いきなり私ですか?」

明美 「ほらさっさと自己アピールしなさい、制限時間は30秒よ!」

ひなた 「そんないきなりで何をしろって言うんですかっ!
え、え〜と、・・・い、1番、立川ひなた。歌います!」

【この世に変態がいる限り

必ず舞い降りる正義のロリっ娘ーーーーーーーーーーーー

ヒラヒラメイド服がまーーーぶーーーしーーーいーーーぜーーーー!!

今日も悪者をお掃除! お掃除! Oh!掃除ーーーーーーーーー!!】

カーンッ!!

ひなた 「ちょ、なんで自己アピールで鐘がなるんですかー!?」

明美 「甘いわね、ひな。 自己アピールとは!
 自分の全てをさらけ出して戦うことなのよ!
 自己をアピールするのにホワイトピアニシモの歌を歌うということは、貴女自身がロリッ子でなければならないのよ!!!!」

ひなた 「ガーーーーンッ
そ、そんな・・・元声優志望としてのステータスを生かそうと思っただけなのに・・・こんな結末だなんて」

明美 「精進なさい。その悔しさを次回に生かすことが出来れば貴女はもっと成長できるわ!」

ひなた 「司令・・・・・・」

明美 「もっとも、その次回がいつになるのかどころか、あるかどうかすら不明だけどね」

ひなた 「ダメじゃないですかあああああーーーーーーーーーーーーー!!!」

明美 「ほら、ひな。さっさとどきなさい。次が待ってんのよ」

亜輝 「あの、別に待ってるわけじゃないんですけど。ただひなたさんの突拍子も無い行動にフリーズしてただけで・・・・・・」

ひなた 「うわぁぁぁぁぁああああああん」

友美・詩奈 「「哀れな・・・」」

明美  「次、亜輝ね。 もう30秒ってのは無しにしてあげるから頑張りなさい」

ひなた 「ちょ、ちょっとそんなのずるいですよ!」

亜輝  「え、でも私…… あ、そうだ! 読心術やります!」

友美  「あたしら、それ知らない事になってるのにいいの?」

詩奈  「今更珍しくもないしね。 どうせ亜輝は脱ぐしか芸がないじゃん」

ひなた 「亜輝ちゃぁ〜ん? あなたもこっちにきなさぁ〜い」

明美  「で、どうするの?」

亜輝  「わ、わかりましたよ脱ぎますよ! あーもう! 脱げばいいんでしょ、脱げば!」

友美  「あ、酔ってもないのにホントに……」

詩奈  「けどこれも珍しくもないよね」

明美  「そうね。 もう鐘鳴らすのも面倒だから次いきましょうか」

亜輝  「ひ、ひどい! 私、脱ぎ損ですか!」

ひなた 「さあ、いらっしゃい♪」

亜輝  「嫌ぁぁあああ! 採点は後に残しておいてくださいよ! もしかしたら私が一番かもしれませんし!」

明美  「仕方ないわねぇ」

友美  「詩奈、先に済ませるね」

詩奈  「友美はいいよねー、その胸があるから。 ちょっと揺らせば優勝だよ」

友美  「そんなことしないわよ! 普通に料理にするから」

ひなた 「へー、あなた料理できるの? TERAだと食堂あるから出来ない子も多いのに」

明美  「煌羅はかなり出来るみたいだけど、みんな結構学生気分だもんね」

ひなた 「指令がお祭り気分だからみんなも遊んでいるんでしょう!」

詩奈  「玲衣の変わりに作ったりしてたもんね、光くん来た時に」

ひなた 「あの子、光くんに食べさせるなら自分で作ろうとか思わないのかしらね?」

明美  「彼氏いないのに言っても説得力ないわよ」

詩奈  「あーあ、彼氏いないとかわいそうだよねー」

ひなた 「いい気になるんじゃないわよ、このコムスメ!」

亜輝  「ところで、いくら時間制限が無くなったと言ってもこの短時間で料理出来ますか?」

詩奈  「亜輝みたいに冷凍食品ならチンするだけで出来ると思うよ」

友美  「ちゃんと作るわよ。 それに、ここ色々揃ってるから簡単なので仕上げたらすぐよ」

ひなた 「特別に勝負をかけるわけじゃないのね」

詩奈  「あ! オリーブオイルだって! 友美これ使ってやってみて!」

友美  「……詩奈、私の首締めるような事言って楽しい?」

明美  「でも腕の見せ所よね」


――待つこと暫し――


友美  「はい、簡単にパスタにしたわよ」

詩奈  「いっただっきまーす!」

ひなた 「あら、美味しいじゃない」

亜輝  「そうですね。 そこらの店よりも美味しく出来てますよ。 オリーブの香りを抑えるのに2番搾りを使ってるんじゃないですか?」

明美  「豚肉とトマトのオイルスパゲッティーにニンニクもトッピングか。 トマトは付け合せとして豚とニンニクはオイルと相性がいいのよね」

友美  「へぇ、詳しいんですね?」

詩奈  「見た目はあたしらとタメぐらいなのにねー」

ひなた 「こっち見て言わないでよ! べつに私が老けてるわけじゃないでしょ!」

詩奈  「ふふーん♪」

明美  「煌羅といい勝負かもね。 TERAの食堂でバイトしない?」

亜輝  「最後は詩奈さんですね」

詩奈  「え? 後はあたしだけ?」

ひなた 「指令が参加したら私たち無事じゃすまないわよ。 色んな意味で」

詩奈  「じゃあいくよ! ジャーン! あたしはこの愛の手帳よ」

亜輝  「それがどうかしたんで…… あ! これ陽一さんと撮ったプリクラばっかり!?」

友美  「詩奈、やっぱりソレ出したんだ」

詩奈  「へへーんだ。 これはあたしとよーいちとの愛のメモリーなんだよ。 これってヒロインの要素だよね?」

ひなた 「け、けど今どきプリクラってのもねぇ」

明美  「ひな、顔が引きつってるわよ」

亜輝  「陽一さんと写っても女同士に見えるから別に何とも思わないですよね、不思議と」

詩奈  「何だとー!? あたしたちの愛にケチつけるってのー!? 友美も何か言ってよ」

友美  「ごめん、無理。 多分、逆効果だと思う」

明美  「で、どうする? 彼氏無しのみなさん?」

ひなた・亜輝 「「有罪」」

詩奈  「どうしてさ! 友美どうして助けてくんないのさ!」

友美  「だって私、彼氏いないもん」

明美 「今更言うのもアレなんだけど、コレって各々の常識度を測るコンテストなんだから、唐突に歌いだしたひなや、脱いだ亜輝なんか問題外だと思うのよ」

ひなた・亜輝 「「だったら止めてくださいよっ!!!」」

明美  「ふふ、各々の常識度を測るのに参加者以外が口出ししちゃダメに決まってるからでしょ。 ・・・・・・さて、決まったようね。 それじゃ発表するわよ」

ひなた 「ダメかと思ったけど、詩奈ちゃんがいるから大丈夫よね?」

亜輝 「で、ですよね? 女にしか見えない彼氏とのプリクラ手帳ですもんねっ!」

詩奈 「さっき問題外って言われてた人達がなんかほざいてるよー」

ひなた・亜輝 「「・・・・・・・・・」」



明美 「さーて、それじゃ発表するわよー。 第1回SHINE常識人コンテスト優勝者はーーーーーー・・・・・・・・・円条ぉぉぉ〜〜とも〜〜みぃぃ〜〜!!!」

友美 「わ、私ですかっ!?」

ひなた・亜輝 「「まぁ詩奈(ちゃん・さん)じゃなきゃいっか」」

詩奈 「ちょっとっ! それ一体どういうことだよ! てゆーか大体なんであたしが負けるのさ!」

明美 「常識測るのにプリクラ手帳ってのはどうかと思う。あと彼氏彼女に見えないから。てゆーかその年でツルペタはどうかと思う。 とのコメントがきております」

詩奈 「なんだとコニャロー!!! どっからどう見てもラブラブカップルじゃんかー!!! てか胸は関係ないだろ、胸はああああああああああああ!!!!!!」

亜輝 「さすがにあの胸はないと思います」

ひなた 「さすがにね・・・・・・同じ女として同情するわね」

友美 「だ、大丈夫よ詩奈。 胸がなくたって生きていけるわ」

詩奈 「よりにもよってアンタが言うなあアァァアアaahaアaaアahAAhAアaAアあアアアAAhAaaaアアあぁアアアアアアア!!!!!!!!!!! コレか!? この胸がそんなにいいのかぁぁぁぁ!?!?!?」

友美 「ちょ、詩奈やめてって! あんっ、揉まないでったらっ!!!」

明美 「エロいわね。 さすがSHINEナンバー1スタイル保持者にしてヒロインの目の上のたんこぶ。 ふふっ、その調子でもっとカラダに磨きをかけるのよっ!!!」

ひなた 「し、司令・・・ さすがにそんなコメントは来てないですよね? ねっ?」

明美 「これはコメントじゃないわ。 あの水色の謎生命体が言ってたことよ」

亜輝 「あの謎のロリコン生命体ですか・・・・・・」

詩奈 「原作者出て来ぉぉぉいぃぃぃ〜〜〜〜〜!!!! そして今すぐあたしを巨乳にしろぉぉぉぉおおおおお!!!!!」

明美・ひなた・亜輝・友美  「「「「さすがにそれは無理じゃない?」」」」

詩奈 「うわあああああああああああああああああん!!!!!!!! こうなったら友美から奪い取ってやるうううううぅぅぅぅ!!!!」

友美 「うぇっ!? ちょっ、待ちな・・・・・・ ッきゃああああああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜・・・・・・・・・・」





明美 「そうそう、優勝賞品のことだけどね。 今すぐってわけにはいかないのよ、コレが」

ひなた 「というか私は司令がちゃんと賞品を準備していたことに驚きます」

亜輝 「まだわかりませんよ? ひなたさん。 あの司令のことですから一体ナニが賞品なのか」

友美 「はぁっ、はぁっ、やっとっ、撒いたわねっ」

明美 「さすがに走るとものすごい揺れ方ねぇ。 いいわ! もっとそのカラダを誇示するのよっ!! そして光くんに迫りなさい!!!!」

ひなた 「今は賞品の話じゃなかったんですか!? ねぇ友美ちゃん、優勝賞品のことなんだけれどね。 なんか今すぐってわけにはいかないらしいのよ」

友美 「はぁ、私は別にかまいまんせけど。 ところで賞品って何なんですか?」

明美 「ふっふっふ。 聞いて驚きなさい。 なんと、優勝者をメインヒロインに据えたSSよっ!!! ただし、書くのは他の人だけれどね」

ひなた 「ここまで引っ張っといて人様に丸投げするんですか、司令・・・・・・ さすがにそれはちょっとアレなんじゃ」

明美 「いいのよ。どうせ作者に任せたってロクなものは出来上がらないんだから」

亜輝 「いくらそうだからって、さすがに人様に任せるのはどうかと思いますけど・・・・・・」

明美 「しつこいわねぇ。 亜輝ぃ〜? あんまり私に意見すると強制的に本編で素っ裸にさせるわよ?」

亜輝 「ヒィッ! わわわ、わかりました! そ、そうですよね! ここは司令にお任せした方がいいですよねっ!」

明美 「そーゆーこと。 それじゃ、イベントはここまでってことで解散!」

ひなた・亜輝・友美 「「「お疲れ様でした〜」」」







詩奈 「ぜぇっ、はぁっ、ぜぇっ、はぁっ。 さ、さすが現役陸上部員。 胸にアレだけのハンデをつけてる癖にあんなに足が速いなんて・・・・・・・って、あれ? みんな? ちょっとぉ?──── 放置プレイ!?」







明美  「余談になるけど今回の記念写真は後日掲示します。 みんな楽しみにしてね♪」

詩奈  「するかコニャロー!」












あとがきという名の戯言

どうも、初投稿になります。時護です。
今回SHINE100話突破記念ということで、SS、イラストを募集するイベントがある。と聞き、それじゃあ参加するか、となりました。
私自身SHINEはほぼ連載開始時から読んでいたわけですが、SSなんぞ今まで読むだけで書いたことなんかなかったので、人様に見せていいレベルに達しているのかが心配です。

内容についてですが、このSSの主成分はノリと勢いだけで出来ています。というか、元々は絵だけの投稿のつもりだったんですよ。しかも漠然としたイメージだけで描いた絵です。
そこに注釈という感じで少し付け加えるか。という考えから生まれたのがこのSSです。
私が連載開始当初よりずっと応援している友美を、皆さんが少しでも好きになってもらえたら、と思います。

さて、このSSと別途イラストとして投稿した絵は、後続のあーぐらす氏の作品とリンクしています。
うまく繋がっていると少しでも思っていただけたなら幸いです。
このSSはチャットであーぐらす氏と話し合いながらお互いに「ここはこうした方がよくね?」とかダメ出ししながら出来たものです。主に私が意見を聞く側だったのは言うまでもありませんが。
この場を借りてお礼とさせてもらいます。ありがとー、あーさん♪

最後になりましたが、水夢氏の今後の活躍を楽しみにしております。ではこれにて。



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